名古屋市立大学の受験対策

名古屋市立大学の受験対策

名古屋の有名国公立”名市大”

愛知県内には多くの国公立大学が存在します。

その中でも、名古屋市立大学は様々な学部を持つ人気の大学です。

名古屋大学を志望していた受験生が、センター試験の結果から名古屋市立大学の医学部・薬学部・看護学部・経済学部に志望を変更することもよくあるので、しっかりとした対策が必要です。

そんな名古屋市立大学を志望している受験生のための対策をまとめました!


全ての科目で高い完成度が求められるセンター試験

名古屋市立大学の受験対策では、センター試験の対策が非常に重要になってきます。

その理由は、

得点率の高さ配点です!

このことをきちんと理解して対策をしておかないといけません!

求められるセンター試験得点率

最初に書いたように、名古屋大学志望だった受験生が流れてくることが多いため名古屋市立大学では、必然的にセンター試験のボーダーも上がる傾向にあります。

<求められるセンター試験得点率(前期・中期入試)>(河合塾公表データより)

学部センター試験ボーダー得点率偏差値
人文社会学部79~80%57.5~60.0
経済学部77%60.0
芸術工学部69~76%50.0~52.5
医学部87%67.5
薬学部(中期)84~85%57.5~65.0
看護学部72%55.0

※総合生命理学部は後期のみ

名古屋大学にもある、医学部・看護学部(名古屋大学は医学部内に設置)との比較をするとセンター試験ボーダー得点率が2〜3%しか下回っていません。

人文社会学部については、名古屋大学に同様の学部はありませんが、非常に高いセンター試験ボーダー得点率となっています。

一方、同じく名古屋大学にもある、経済学部との比較ではセンター試験ボーダー得点率が5%下回っていますが、2次試験で求められる偏差値が非常に高い!

これらの学部を志望している人は、ライバルは名古屋市立大学志望者だけでなく、名古屋大学志望者も含まれると考えておきましょう!

どの科目も落とせないセンター試験の配点

名古屋市立大学は、看護学部以外は英語・数学・国語などが100点に圧縮されます。

そのため、英語や国語でセンター試験の合計得点を引っ張るということができません。

つまり、センター試験で必要とされる全ての科目について、高い完成度が求められるということになりますので、得意・不得意をつくらないためにも、どの科目についても力を抜かないようにしましょう!

公立大によくある、少ない個別学力検査(2次試験)の受験科目数

名古屋市立大学の個別学力検査(2次試験)の特徴の一つは、科目数が少ないことです。

<個別学力検査(2次試験)の教科数と求められる偏差値(前期・中期入試)>(河合塾公表データより)

  • 医学部:英語・数学・理科(2科目) 3教科+面接 67.5
  • 薬学部:英語・数学・化学 3教科 57.5~65.0 ※中期
  • 看護学部:英語+面接・小論文 55.0
  • 経済学部:英語・数学 2教科 60.0
  • 人文社会学部:国語・英語 2教科 57.5~60.0
  • 芸術工学部(情報,産業):英語・数学 2教科+実技 50.0
  • 芸術工学部(建築):英語・数学 2教科 52.5

以上のようになっています。

科目数が少ないということは試験全体の難易度が低いと思う人もいるかもしれませんが、科目数が少ないほど1つの科目に求められる得点力が高くなってきます!

ということは、取れる問題は確実に得点できるようにしておかないといけないと考えておきましょう!

また、個別学力検査(2次試験)の配点比率が低いので、センター試験でより多く得点できるようにしておくことも重要です!

名古屋市立大学の個別学力検査(2次試験)対策は、教科書レベルを完璧にする!

一通り名市大の入試を解いてみると

教科書や中堅レベルの参考書をやりこむことで対応できます!

教科書レベルを隅々までやりこみ、完璧にするということは、

根本からの理解が必要ということであり、非常大変にです。

それゆえ、日々の積み重ねを基本にした対策が必要となってきます!

ここからは科目別に対策を見ていきたいと思います。


名古屋市立大学の英語の対策

全学部:大問4つ・120分

形式:読解3題、英作文1題、全問記述式

英文読解問題

読解問題の文章の難易度は中程度です。センターよりやや難しい、というレベルでしょうか。

しかし、記述量が多い!

時間は120分と多めな印象ですが決して余裕ではありません。

体裁をきちんと整えて解答を作るのに時間を取られないように!

速読力を鍛えましょう。

「速読英単語」などの長文と単語が一緒になったものはこの大学の対策に非常に有効です。

ちなみに、ターゲット1900やシステム英単語だけでは、名古屋市立大学の入試には足りません!

ターゲット1900やシステム英単語などで英単語を身につけた後に、速読英単語上級編に取り組みましょう!

速読英単語上級編

ちなみに、この速読英単語上級編の後半には、名古屋市立大学での過去の出題からの英文も掲載されています!

また、この英単語帳は未知の英単語の意味を類推する力も身に付けられるようになっています!

読解の中では語彙・文法問題が出題されますが、少し難しいものが目立ちます。

あまり見かけない高度な語法を問われる問題もありました。

このあたりも確実にするにはかなりの英熟語・語法・構文の習得も必要です。

これらの習得に最適なのが、上記の速読英単語の姉妹書「速読英熟語」です。

速読英熟語

この英熟語帳は、速読英単語と同様に英文を読みながら、英熟語・語法・構文を身につけていけます。

ただ、英文を読みながら身につけるということを徹底しないと意味がないので、その点は注意してください。

英作文問題

英作文については、自由英作文が定着しています。

100~150語程度の長さの自由英作文をまとめるために、ある程度のパターンを構築しておくとよいです。

英作文においては、

  • 桐原書店の「英作文ハイパートレーニング和文英訳編」
  • 桐原書店の「英作文ハイパートレーニング自由英作文編」
  • Z会の「実践編 英作文のトレーニング」

などの問題集をこなしておく必要があります。

英作文ハイパートレーニング和文英訳編
英作文ハイパートレーニング自由英作文編
実践編英作文のトレーニング

また、日本語小論文の対策本などでテーマが与えられた際の作文パターンを知っておきましょう


名古屋市立大学の数学の対策

経済・芸術工のみ

大問4個・120分、全問記述式

両学部とも標準的な問題です。

小問によって誘導される形で解いていくので、取り組みやすい形式になっています。

内容の難しさというよりは、計算量が多め。

いわゆる「黄色チャート」レベルができれば十分です。

黄色チャートの章末問題が解ければ申し分なく対応できます。

「微積・確率・ベクトル・数列」が頻出です。

これらの分野については繰り返し学習しておくべきでしょう!

それから計算力の強化!

特に書くたくさん式を書くことと、

四則演算(「+」「-」「×」「÷」の四つの計算のこと)をパッと処理できる練習をしましょう。

実は数学が得意な人は、たとえば1024÷32=32のような暗算がめちゃくちゃ早いのです。

暗算の練習で一番良いのは微積分で面積を求めるような問題です!

四則演算をたくさん練習できます。

公式暗記をして、引用もすぐにできるようにしておきましょう!


名古屋市立大学の国語の対策

人文社会学系のみ

現代文2題・古文1題、90分

全問記述式

内容は標準的内容です。

90分で3題なので、1題あたり30分と考えられます。

現代文

現代文は評論が中心で、かなりの長文です。

1題で5ページほどに及びます。

早く読む練習をしておくことが重要になります。

入試までにある程度時間の余裕がある時期は、環境・生物・医学に関する新書を読んでおくとよいでしょう。

新聞を読むのも有効です。

また、現代文の基本的な解き方について、参考書で学びましょう

参考書としては一問一問を詳しく解説しているものを選びましょう。

筆者は、駿台の「国公立標準問題集 CamPass 現代文」をおすすめします。

国公立標準問題集CanPass現代文

解説は丁寧で、自分で採点しやすいものとなっています。

古文

難易度は標準的ですが、

確実に解くには、やはり語彙や文法はできるだけ多めに知っておく必要があります。

また、説話や歌物語を中心に古文に慣れておきましょう。

参考書としては旺文社の「古典解釈シリーズ」などを一冊読んでおくべきです。

古文は慣れ親しんで、楽しみながら勉強することが効果的です。

問題を解くときも「どんな話なんだろう」と興味を持ちながら解くことができるようになれば、

内容がより分かりやすくなります!


名古屋市立大学医学部の物理・化学・生物・面接の対策

名古屋市立大学医学部の物理の対策

標準的な問題が大半を占めていますが、全問記述式なので、しっかりと記述力を高めておく必要があります。

各分野からバランスよく出題されるので、苦手分野を作らないようにしましょう!

名古屋市立大学医学部の化学の対策

標準的な問題が中心ですが、解きづらい問題も見られます理論分野からも多く出題されていますので、無機・有機の分野と同様にしっかりと演習をしておきましょう!

名古屋市立大学医学部の生物の対策

理科の受験科目を選択するなら、「生物」はできれば外しておきたいところです。

明らかに物理や化学よりも難易度の高い問題が出題されます。

論述問題も多く出題されるので、対策をしっかりとしておきましょう!

名古屋市立大学医学部の面接の対策

事前に課題文を5分間読んでからの、5人1組でのディスカッションです。一部の受験者はディスカッションのあとに個別面接も行われます。

得点は0点か200点のいずれかになります。


名古屋市立大学薬学部の化学の対策

標準的な問題が中心ですが、解きづらい問題も見られます。無機・有機の分野を中心にしっかりと演習をしておきましょう!


今回は名古屋市立大学の対策についてまとめました。

今回の記事が名市大を志望する受験生に役立てたら嬉しいです!

名古屋市立大学の受験について、悩んでいることや困っていることがあれば、気軽にアイプラス自立学習塾まで相談にお越しください!

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