愛知教育大学の小論文対策!2020年度入試はどうなる?

愛知教育大学の小論文対策

こんにちは!

名駅太閤口徒歩5分の大学受験専門のアイプラス自立学習塾のでディレクターの松田です。

アイプラス自立学習塾は主に愛知県・三重県・岐阜県の国公立大学受験対策に特化して指導を行なっています。

今回は、2018年度入試から前期日程の個別学力検査(2次試験)で

小論文が必須化された愛教大(愛知教育大学)の小論文の対策についてお話ししていきます!

愛知教育大学に関しては、私の長年の指導経験の中でも、最も多くの合格者を出している大学の一つです。

それは、私自信が愛知教育大学の出身(詳しいプロフィールはこちら)だからかもしれませんが、なぜか、愛教大を志望する生徒の指導をする機会が非常に多いです。

中には、受験直前の11月から指導して合格まで導いたこともあります(まさに逆転合格でした!)

前置きはこれぐらいにしておいて、本題に移ります!


ズバリ読みが当たった!2018年度の小論文の出題

自分でも笑ってしまうほど、予想通りの小論文の出題でした。

そもそも、なぜ小論文が導入されることになったのかという教育業界(大学受験改革)の情報についてちゃんと知っていれば、対策はできたでしょう。

小論文が導入された理由

これは、2021年度大学入試から本格的に切り替わる「大学入試改革」によるものです。

大学入試改革は、新テスト(大学入学共通テスト)の導入だけではありません!

一般入試は一般選抜という名称に変わり、

「アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)」に基づいた選抜方法を各大学で取り入れることになっています。

簡単にいうと、

「学力だけじゃなくて、うちの大学に来てもらいたい人材かどうかを判別するよ!」

というものです。

なので、アドミッション・ポリシーをきちんと理解して、それに沿った回答をできるようにしておくことは、初年度としてはまず最初に対策しておくべきことでした。

2018年度の小論文の出題内容

以下の文章は本学のアドミッション・ポリシー(入学者受入方針)の冒頭部分である。文章を読んで以下の問いに答えなさい。

本学は、広域の拠点的役割をはたす教育大学として、人間理解と真理探究に努め,教育が直面する現代的課題への対応力を有し、子どもたちの未来を拓くことができる豊かな人間性と確かな実践力を身に付けた専門職業人の養成を使命としています。

下線部を身に付けた教員となるために、あなたは本学で何を学んでいきたいと思いますか。
600字以内で具体的に述べなさい。

といった出題でした。

ね、ピッタリでしたでしょ?

と言うより、ここを抑えておくのは当たり前でした。

ただそうなると、2019年度入試でどうなったのかが気になるところですよね。


予想通り本格的な小論文の出題になった愛知教育大学の2019年度入試

2018年度は、小論文必須化の初めての年として、割と受験生に対して親切な出題でした。

しかし、2019年度以降は本格的な小論文の出題になると考えるのが妥当でしょう。

以下が、2019年度の愛知教育大学の前期入試の小論文の出題内容です。

2019年度愛知教育大学小論文過去問

愛知教育大学2019年度小論文出題内容

2019年度の愛知教育大学の小論文の出題は、上記のように、教育関連のデータの読み取りと、それに対する考察を求めるものでした。

聞かれている点は以下の2点です。

  1. あなたは、教員の仕事の楽しさはどんなとことにあると思うか。また、どのようなところがみんなから尊敬される仕事だと思うか。
  2. なぜ、小・中・高等学校の教員の回答は、子供が抱くイメージと異なっていると思うか。

1については、大半の受験生がしっかりと書き上げることができた様子でしたが、重要なのは2です。

データによると、

「学校の先生」の仕事について、
子どもの70%ほどが、
「みんなから尊敬される仕事」というイメージを持っているのに対して、

教員は31%~37%ほどしか、「みんなから尊敬される仕事」というイメージを持っていません。

その理由について、2では聞いています。

この設問が合否を大きく分ける結果となりました。

受験生から聞いた話でも、この設問に対してしっかりと考察の提示ができなかった受験生も多かったようです。

この設問は、正解があるわけではありません。
しかし、教育分野に対する持っている情報や知識がないと、考察ができなかったと思われます。

当塾からの受験生も、小論文の対策として、教育関連の知識を身につける演習を行なっていました。
こういった演習により、しっかりと身につけた教育関連の知識を活かして考察をまとめられた受験生は、見事に合格してくれました。

しかし、センター試験で大幅にボーダーを超えていても、教育関連の知識を身につけることができていなかった受験生は、この設問に対しての考察をまとめることができず、不合格となりました。
(ただし、この受験生は後期で合格してくれたのでよかったのですが)

2020年度入試では小論文の出題はどうなる?

形式は?

おそらく形式の変更は大きくは行われないと考えるべきだと思います。

ということは、600字程度の小論文になる考えておくべきでしょう。

ですが、800字ぐらいまでは練習をしておいた方がいいと思います。

600字で書く練習をして、800字に取り組むよりも、

800字で書く練習をして、600字に取り組む方が小論文の力がつきやすいので。

出題は?

出題については、

  • アドミッション・ポリシー
  • 2020年度大学入試改革
  • 教育関連のニュース
  • 教育学部系でよく扱われる題材

以上については、必ず抑えておきましょう!

  • アドミッション・ポリシー
    こちらについては、愛知教育大学のアドミッション・ポリシーを確認して、「教育の現代的課題」「学校と地域社会との関わり」についての情報を収集して、自分なりの意見を述べられるようにしましょう!


  • 2020年度大学入試改革
    こちらについては、インターネットで情報を集めるのもいいかもしれませんが、情報が分散しているので、まず書籍で全体像をつかんでおくことがオススメです。
    オススメの書籍は、教育開発研究所発行の「2020年度大学入試改革! 新テストのすべてがわかる本」が、全体像がつかみやすいと思います。
新テストのすべてがわかる本

大学入試改革何が行われるかを知っておくことは大切ですが、その目的をしっかりと理解しておきましょう!その上で、インターネットで最新の情報を集めておくといいと思います。

  • 教育関連のニュース
    教育関連のニュースについては、「Yahoo!ニュースアプリ」や「Google Newsアプリ」で、教育・大学受験・大学入試改革のニュースを、フォロー(Yahoo!ニュースアプリ)や興味あるトピック(Google Newsアプリ)に登録しておくと、自動でその関連のニュースをまとめて見られるようにできるので、オススメです。


  • 教育学部系でよく扱われる題材
    インターネットで「教育学部 小論文 テーマ」で検索しても数多くでてきますが、教育学部系の題材やネタを集めた小論文対策の書籍を購入して練習することをオススメします。
    オススメの書籍は、文英堂(シグマベスト)発行の「小論文の完全ネタ本 キーワード集 [人文・教育系]編」です。
小論文の完全ネタ本

こちらの書籍は、小論文の書き方についてや、教育学でよく扱われるネタについて正確な情報を掲載しています。

教育学に関連する内容について、言葉は知っていても内容を正確に理解していないものはたくさんあると思いますので、それらについて正しい知識を身につけておきましょう!

間違ったことを小論文で書いてしまえば、「こいつわかってないな」と判断されてしまいますからね!

過去問や解答例などもありますので、参考にして、問題に取り組んでみましょう!


小論文対策で重要なこと!

さあ、ここまでで、小論文対策の準備はできました。

けど、小論文の対策はここからが重要です!

小論文の対策で重要なことは、

「書き方」ではなく、「内容」が見られている!

と言うことです。

小論文は国語的な練習だと思っている人が意外と多い!!

のですが、

文章構成など正しい「書き方」ができていることや誤字・脱字をしない。

ということは、当たり前の状態にしておきましょう!

正しい書き方で論理的に問題なければ点数がもらえる訳ではありません!

「内容」が愛知教育大学が求めている人だと伝わるものになっているか。

これが非常に重要です。

その点を意識した練習をしていきましょう!

小論文の練習は書いて添削を受けよう!

小論文は自己採点が非常にしづらいものです。

ですので、学校の先生に添削してもらうのが一番ですが、先ほども言ったように学校に小論文対策について詳しい先生がいればいいのですが、案外いないのが現状のようです。

国語の先生に見てもらうという人もいますが、国語的な「書き方」の添削だけになってしまうこともよくあるようです。

小論文は「書き方」+「内容」の添削をしてもらうことが重要ですので、そう言った添削をしてくれる人を探しましょう!

小論文は力をつけるのに時間がかかる!

意外と文章力があれば大丈夫だろうと簡単に考えている人も多いのですが、そうではありません。

きちんと対策するためには、正しい知識を身につけておかなくてはなりません

そして、小論文は書いて、添削を受けて、書き直してを繰り返して、一つの題材について完成させてから、次の題材について練習するというのが一番効果的です。

そのため、小論文の力をつけるのにはかなり時間がかかります!

いい内容が書けるようになるためには、毎週添削をしてもらっても数ヶ月かかるものです。


ちなみに、アイプラス自立学習塾では、愛知教育大学志望の生徒には、通塾のたびに小論文の課題を出して添削を行なっています。

今からでも、1週間で3題ほど書いていけば、かなりの力がつけられます。

愛知教育大学の受験を考えている人は、早いうちから少しずつでも対策をしておきましょう!​​​​​​​