浪人で塾はあり?【自立学習塾と予備校を徹底比較】

浪人で塾はあり?【自立学習塾と予備校を徹底比較】

この記事では、元予備校講師で、個別指導塾のエリアマネージャー、生徒数全国1位のときの武田塾名古屋校の教室長など、予備校・学習塾業界を幅広く経験してきた大学受験の自立学習塾・予備校アイプラスのディレクターが、浪人生に合う自立学習塾について紹介していきます。

大学受験の自立学習塾・予備校アイプラスでは、毎年浪人生も数多くお預かりしています。

生徒イメージ
2022年度大学入試合格者

一浪で第一志望の北海道大学一般選抜総合入試(理系)に合格!

指導はとても丁寧で、LINEなどで分からないところがあればいつでも質問できました。
また、ほぼ毎日小テストがあるので、自分の取り組んだ学習がどれだけ身についているかを逐一確認できます。
自分は1年間ここで頑張れたおかげで無事第一志望の大学に合格できました。
本当にありがとうございました!

生徒イメージ
2021年度大学入試合格者

一浪で第一志望の筑波大学体育専門学群同志社大学スポーツ健康科学部に合格!

スポーツばかりの高校生活を送っていたため、高校時代は授業もきちんと受けずにきました。

スポーツと同じで、受け身の授業ではなく、自分自身が勉強していかないと学力はつかないと考えて、アイプラスに入会しました。

浪人からの第一志望合格者
2020年度大学入試合格者

一浪で第一志望の信州大学工学部に合格!

総合学科の高校卒業後、アイプラスで1年浪人生活を送りました。

高校で履修していない数学IIIや、応用の範囲までは授業で取り扱わなかった物理や化学なども、得意科目にすることができました。

浪人生活は、一言で言えば自分との戦いです。

大手予備校という選択をする人が多い中、アイプラスのような自立学習塾を選ぶ浪人生も年々多くなってきています。

こちらの記事では、浪人生が大手予備校ではなく、自立学習塾を選ぶ理由や、志望大学に合格するまでのプロセスを紹介していきます!

この記事を読むと以下のことがわかります
  • なぜ自立学習の塾を選ぶ浪人生が増えているのか
  • 浪人生が自立学習塾を選ぶメリットとデメリット
  • 自立学習塾で志望大学に合格する浪人生の共通点

浪人して予備校よりも自立学習塾を選ぶ人が増えている理由

受験勉強

浪人する受験生の大半が大手予備校を選ぶ理由

まず最初に、浪人が決まった大学受験生が塾ではなく大手予備校を選ぶ最大の理由は何でしょうか?

その最大の理由は、規則正しい浪人生活を送るためです。

もちろん有名大学への進学実績や有名講師の授業を期待してという理由もあるかも知れません。

しかし、大手予備校で入学した際に目標にしていた第一志望の大学を受験できた人は5%以下、その後受験に合格した人の割合は数%と言われています。

ただし、これは大手予備校の授業やシステムが悪いという訳ではありません。

どんなにいい授業を受けて、予習復習をしていたとしても、しっかりと自分の学力に変えることができなければ、全く意味がありません。

大手の予備校は、良い授業を提供することが一番の役割です。

授業を受けた内容をしっかりと身につけるための学習は、受験生自身が自己管理をしていかなくてはなりません。

また、大手予備校では、強制的に環境が整備されるので規則正しい生活を送れますが、授業以外の時間の使い方が非常に重要になってきます。

高校3年間授業を受けてきて、着実に学力をつけることができていた浪人生であれば、大手予備校でも全く問題ないと思いますが、そうでない浪人生はどうでしょうか?

浪人する受験生が自立学習の塾を選ぶ理由

自立学習の塾とは?

ここ数年で、自立学習の塾は教室数・生徒数ともに大きく増えてきています。

私も以前は、自立学習型の塾の名古屋校教室長をつとめていました。

集団授業や個別指導・映像授業で学力が伸びなかった生徒が、参考書による自学自習で大きく学力をあげるのを私もたくさん見てきました。

自立学習の塾に通う生徒たちの学習量は、授業を受ける時間が少ない分、大手予備校に通う受験生の大半よりもはるかに多くなっています。

このことから考えても、学力が上がるのは当たり前です。

自立学習の塾が生徒に対して行っているのは、学習計画の管理定着度の管理です。

自立学習塾の学習システム

学習の方法は、

  • 「授業を受けても勉強ができるようにはならない」と考えて、参考書による自学自習を進める塾・予備校
  • 大学受験の自立学習塾・予備校アイプラスのように「授業も大事」と考えて、予備校講師による映像授業やAI学習システムを利用している塾・予備校

などがあります。

受験生一人ひとりスタート地点や弱点が異なるため、一人ひとりにオーダーメイドの学習カリキュラムを提示します。

定着度の管理は、

  • 週1回・1週間の学習内容の確認テストを行う塾
  • 大学受験の自立学習塾・予備校アイプラスのように、毎日・前日までの学習内容の確認テストを行う塾

があります。

定着度を見て、次の学習の計画が立てられるため、身につかないまま学習が進むことはありません。

自立学習の塾とは
  • 学習の管理と定着度の管理を行う塾
  • 学習計画は生徒一人ひとりに合わせた完全オーダーメイド
  • 定着度を確認するためのテストを定期的に実施
  • 確実に身につけながら学習が進められる

浪人生が自立学習の塾を選ぶ理由

自立学習の塾を選ぶ浪人生は、「授業だけでは学力は伸びない」ことを知っています。

あるいは、大手予備校では、授業についていくだけで精一杯になる自分の現在の学力を知っています。

また、大手予備校のように他の受験生と一緒になる環境では甘えてしまうことも知っています。

こういった浪人生たちが、自立学習の塾で浪人生活を送ることを決意して入塾しています。

つまり、大手予備校よりも自分に厳しく自己管理をしていきたいという浪人生が増えてきているのです。

浪人するときの予備校、自立学習塾を選ぶメリット

メリットとデメリット

大学受験は本来孤独なものです。浪人をするということは、これまでの自分に勝ち、過去の自分を越える1年にするということです。

予備校、自立学習塾で浪人するメリットは、いずれもこの点にあると言えます。

浪人する受験生が予備校を選ぶメリット

予備校に通う浪人生は、授業の時間に合わせて、毎日決められた時間に通塾して、授業後は予習・復習をすることで、自宅に帰る時間もある程度一定にすることができます。

そのため、浪人生活を規則正しく送るための自己管理が楽になります。

また、予備校に通う浪人生は、他の浪人生とともに勉強するため、いい仲間を見つければ一緒に切磋琢磨していくことができるでしょう。

一斉授業での学習になるため、ついていくのが大変な授業もあるかと思いますが、毎日きちんと予習・復習をきちんと行い、授業のレベルに自分自身を高めていくことができれば、確実に力をつけていくことが可能です。

ただし、デメリットがない訳ではありません。

それは、授業時間以外の自己管理です。

授業時間以外の活用の仕方や仲間選びを間違うと、どれだけ実力のある予備校講師の授業を対面で受けていたとしても、志望大学合格は遠のいてしまいます。

浪人する受験生が自立学習塾を選ぶメリット

一方で、自立学習の塾に通う浪人生は本当に孤独です。1年間で関わるのは、家族や塾のスタッフや講師だけです。

浪人生が自立学習塾を選ぶメリットは、受験生にとってより孤独で厳しい環境で学習ができることにあります。

一人ひとりに合わせた学習カリキュラムで学習をすることになるため、できていないことを、徹底的にできるようになるまで学習できます。

そのため、学力を大幅に伸ばす受験生が多いのも特徴です。

さらに、テスト定期的に受け、アウトプットを大量に行うことになるため、確実に力がついていくことを実感できます。

大学受験の自立学習塾・予備校アイプラスでは、朝の11時から夜の21時まで学習できるので、相当な学習量を確保できます。

また規則正しい生活を送ることができるので、より効率的に学力を身につけられます。

もちろんデメリットもあります。予備校生のように授業の時間に縛られることがないため、

  • 自宅で学習もせずに夕方ぐらいに通塾する
  • 頻繁に休んでしまう

こういった生徒の場合は、1年の浪人生活で結果を残すことは非常に難しいです。

浪人生が予備校・自立学習塾を選ぶメリット

予備校を選ぶメリット

  • 規則正しい浪人生活を送りやすい
  • 浪人生仲間ができる
  • 授業のレベルに自分自身を高めていことで学力が高まる

自立学習塾を選ぶメリット

  • 予備校生よりも孤独で厳しい環境に身を置くことができる
  • 自分自身にあった学習が徹底的にできる
  • テストでアウトプットを大量に行うことができる
  • 学力を大幅に伸ばすことも可能

浪人して予備校、自立学習塾で志望大学に合格する人の共通点

合格

ここからは、予備校や塾で志望大学に合格する浪人生の共通点についてお話します。

志望大学に合格する浪人生の共通点
  • 毎日開講時間に合わせて通塾して規則正しい生活を送っている
  • 無駄な時間はつくらず1年を受験勉強のみに充てている
  • 塾での学習時間は最低8時間・自宅でも学習を欠かさない
  • わからないことはすぐに質問して指導を受けている
  • 最後の最後まで諦めない

いずれも当たり前のことですが、これを1年近く続けることは大変なことです。

しかし、大変なことをするからこそ、自分の欲しいものが得られると私たちは考えています。