こんにちは!大学受験の自立学習塾・予備校アイプラスのディレクター(塾長)の松田です。
夏期講習期間に入ってから、嬉しいことに朝から学習をしに通塾してくれているため、久しぶりの私によるブログの更新です。
高校3年生の人たちは、8月の上旬に第2回全統マーク模試を受けていると思います。
アイプラス塾生の高校3年生たちも、この模試を目標にして、そして私たちも、この模試で結果を残せるように、日々生徒一人ひとりの状況に合わせて対策をしました!
さて今回は、この模試の直後に、とある「参考書による自立学習塾」からの転塾の相談に来てくれた、高校3年生の話をご紹介します!
参考書で学習を進めても模試で結果が出なかった
こちらの生徒さんは、模試で結果が出なかったこともありますが、それ以前に、その塾のシステムに不満をもっていました。
それは、
- 自学自習の塾なのに質問対応をしてくれない
(個別指導の講師はいても、質問対応ができる講師の不在) - 週に1回の個別指導時間が非常に短い
(テストの採点も指導時間に含まれるため、ほとんど指導時間がない) - テストが宿題で出された参考書と全く同じ問題が出題される
- 個別指導を行う講師は大学生のアルバイト
といったことでした。
さらに、計画通りに参考書を完了させて、今回の模試で得点できると言われたが、全く取れなかった。
こういったことから、相談に来てくれました。
参考書の完全独学のデメリット
この生徒さんは、偶然にもつい先日入塾された高校3年生の友人でもありましたが、さらに私が武田塾名古屋校の校舎長を務めていた時に、入塾していただいた生徒さんの友人でもありました。
これも何かの縁ですね!
さて、こちらの生徒さんですが、簡単に言うと、「理解不足と演習不足」が模試で成績が伸びなかった原因でした。
これは、参考書による完全独学のデメリットをそのまま反映したようなものです。
参考書の完全独学のデメリットは…
一つ目は、参考書での完全独学は、理解したつもりで先に進めてしまうことがあるということです。
ましてや、テストで参考書と同じ問題が出題されれば、気づかないことも多いでしょう。
アイプラスも自立学習塾ですが、「授業」しかも「プロの授業」は絶対に必要だと考えています。
そのため、AI学習システムや映像授業など「予備校講師によるわかりやすい授業」を活用しています。
二つ目は、こちらの高校3年生の方もそうですが、理系科目の参考書による独学は演習量が絶対的に不足するということです。
参考書の1題を完璧に身につけることは重要です。
しかし、例題だけを身につける指導を行うため、短期間で全範囲を終えることはできても、類題や演習問題に触れないため、「知識のインプット」はできても「知識の使い方」を練習することが非常に少なくなります。
アイプラスが名古屋市で唯一導入しているAI学習システムは、演習と各項目ごとの短時間の講義(映像授業)からカリキュラムが構成されています。
生徒は、学習時間に同じ学習項目が身についたと判断されるまで、ずっと演習を繰り返して身についているかのチェックが行われますので、
生徒はAI学習システムでの学習時間中に、何題も問題を解くことになります。
学習において演習量は非常に重要です。
演習を繰り返す中で、弱点が明確になったり、知識の定着ができるとアイプラスは考えています。
参考書による学習はマネジメントが重要
以上のことから、参考書の独学は良い面と悪い面があります。
参考書の学習は非常に効果的であるとアイプラスも考えています。
ですから、科目やレベルに合わせて参考書での学習も進めています。
しかし、参考書の学習、マネジメントが非常に重要だと考えています。
それは単に、宿題を出すだけといった、学習の進捗管理だけではなく、参考書の内容を理解するための手助け(いつでも質問できる環境や、わかりやすい映像授業など)をする。
学習範囲を理解しているかを、こまめに精度高くチェックをする。
ということだと大学受験の自立学習塾・予備校アイプラスは考えています。
そして最後に、学習方法は一つにこだわる必要はないということです。
”独学だけ”
”参考書だけ”
”映像授業だけ”
”個別指導だけ”
”集団授業だけ”
どれも、メリットとデメリットがあります。
大学受験の自立学習塾・予備校アイプラスが考えているのは、
「学力が上がれば、方法なんて何だっていい!」
ということです。
今回転塾してくれた生徒さんについても、あらゆる方法を駆使して、この短期間で志望大学合格をつかみ取れるように指導をしていきます!