名古屋市にも数多くある個別指導塾。一言で個別指導塾といっても、新しいタイプの個別指導塾も出てきていたり、指導のコンセプトに違いがあります。
今回は、名古屋市の個別指導塾の徹底比較と選び方を紹介していきます!
名古屋市の個別指導塾の種類は大きく分けて3種類
え?と思われるかもしれませんが、実は個別指導塾はいま大きく変わってきています。
その3種類とは、
・演習型個別指導塾
・コーチング型個別指導塾
・自立学習型個別指導塾
この3つです。
もともとの個別指導は、個別指導の時間に演習問題を行い、その解説をしてもらう指導方法の個別指導塾がほとんどでした。
ところが、
いわゆる「ビリギャル」で有名になって生徒数を大きく伸ばしている「坪田塾」さんや
「授業をしない」「参考書が最強」とうたっていることなどで知られる、関東発祥のフランチャイズで名古屋でも校舎数や生徒数を大きく伸ばしている「武田塾」さんなど、
普段は自立学習を中心に行い、学習してきた内容についてテストと個別指導を行う自立学習型の個別指導塾の人気が高まってきました。
そのため、従来の演習型の個別指導塾でも、「自立学習(家庭学習)」の管理を行うところが増えてきています。
さらに、最近では、「明光義塾」さんがTVCMでもうたっている「コーチング」による指導を重視した個別指導塾が増えつつあります。
これは、2020年度の大学入試改革を見越した動きで、
思考力・判断力・表現力が求められる新しい入試では、
今までの暗記傾向が強くなりがちの今までの学習方法では、対応できないと考えられているからです。
以上のように、名古屋の個別指導塾を選ぶ際には、それぞれの違いやメリット・デメリットを理解して、判断することが重要になってきます!
それでは、それぞれのタイプの名古屋の個別指導塾について紹介していきます!
名古屋市の演習型個別指導塾
いわゆる従来型の
”個別指導というのはこういう指導”と思い浮かぶ個別指導塾です。
名古屋市にある個別指導塾の大半は、こういった個別指導塾です。
- 「東京個別指導学院」さん
- 「四谷学院個別指導教室」さん
- 「ITTO個別指導学院」さん
- 「ナビ個別指導学院」さん
- 「城南コベッツ」さん
などが、名古屋市の演習型個別指導塾です。
講師1名に対する生徒の数は、個別指導塾によって変わりますが、
講師が他の生徒が演習を行なっている間に、他の生徒に解説をするという個別指導を行なっています。
メリットは、演習の解説をしてもらえることから、問題に対する理解が深まります。
デメリットは、わかりやすい解説をしてもらえるので、「わかった」=「身についた」と思い込んでしまう傾向があることです。
名古屋市のコーチング型個別指導塾
最近、個別指導の新たな指導方法ですが、従来の演習型個別指導塾が指導方法を変えて登場してきたので、
表向きは以前からある個別指導塾
でも、指導方法は以前とは変わっているので、意外と知られていません。
<名古屋市のコーチング型個別指導塾>
- 「明光義塾」さん
- 「個別教室のトライ」さん
などが、名古屋市のコーチング型個別指導塾です。
コーチング型のポイントは「教えすぎない」ということです。
上記の名古屋市のコーチング型個別指導塾では、
「生徒に考えさせる」「生徒に説明させる」「生徒にわかったことを話させる」
ことを重視した指導方針を打ち出しています。
演習は演習型個別指導塾と同様に行いますが、その後に講師が行うのは、
一方的な解説ではなく、生徒が本当に理解しているかを
生徒に「考える」「説明する」「話す」などをさせることにより確認しています。
この2つのコーチング型個別指導塾の違いは、
- 1コマの個別指導時間(明光義塾さんが90分・個別教室のトライさんが120分〜)
- 講師1名に対する生徒の数(個別教室のトライさんは完全マンツーマン)
です。
メリットは、学習内容の暗記ではなく、正しい理解ができるということです。
デメリットは、生徒の理解度の確認に時間が取られるため、1回の指導で学習を進められる範囲が少なくなってしまうことです。
名古屋市の自立学習型個別指導塾
自立学習型個別指導塾とは、
- 「坪田塾」さん
- 「武田塾」さん
のように、学習は参考書による自学自習が中心で、
毎週決められた回数、テストとその解説をして、定着の状況を判断して、次の学習内容を決めるという個別指導塾です。
この2つの自立学習型個別指導塾の違いは、
- 1コマの個別指導時間(坪田塾さんが120分・武田塾さんが60分)
- 講師1名に対する生徒の数(坪田塾さん1対多数・武田塾さんは完全マンツーマン)
です。
坪田塾さんと武田塾さんの比較は次の記事でも詳しく紹介しています!
メリットは、毎日の学習量が自然に多くなることや、学習の習慣や思考力が身につくことです。
デメリットについては、「教えてもらう」ことが極端に少なくなることです。
個別指導の時間は、120分・60分となっていますが、テストの採点時間や学習計画の指導についても個別指導の時間に含まれるので、テストの解説などの教科の指導時間が非常に短くなります。
ですので、あくまで自分で学習を進めていける生徒向けです。
まとめ
以上のように、個別指導塾といっても、名古屋市の個別指導塾でも多種多様です。
名古屋市で個別指導塾を考えている方は、まず「体験」をさせてもらうことが一番だと思います。
そして、合う合わないかも重要ですが、
各タイプの個別指導塾のデメリットを理解して、そこをどう補っていくかも考えておかないと、どんなに合うと思った個別指導塾でも学力は伸びません!
この記事が、個別指導塾を探している生徒・保護者の皆さんのお役に立てば嬉しいです!