こんにちは、iPlus自立学習塾トレーナーの森下です!
8月になり大学生も夏休みに入っています!
大学生の夏休みは2か月間、宿題も一切ない夏休みなので、
いやというほど自分の好きなことができますよ!(笑)
皆さんもあと少し頑張って、
憧れの大学生活を手に入れましょう!
さて、今回は愛知大学の入試対策についてまとめました。
愛知大学は国立大学との併願の相性も良く、
かなり多くの受験生が受験する可能性のある大学です。
そのなかで合格を得るにはやはり対策が必要です。
以下でまとめてある対策を参考に、勉強を進めていきましょう!
目次
愛知大学の入試概要
愛知大学は複数の入試方式があります。
主には、前期入試、個別のマーク試験方式(以下M方式)とセンター試験利用方式があります。
センター試験利用方式は依然として合格最低得点率が70%~80%と高いですが、
倍率は1.5~2.0倍ぐらいで、それほど高くはありません。
しかし、個別のマーク試験方式の場合、倍率は3~5倍となります!
なかでも国際コミュニケーション学部は得点率も70~80%と高い水準ですので、
国際系の学科に行きたい受験生はしっかりと対策をしましょう。
さらに、センタープラス方式という試験方式もあり、
センターと個別のマーク試験の両方の点数で合否を決めます。
愛知大学の受験対策:英語
M方式の場合、全てマーク回答。
前期入試・センタープラス方式は同じ問題で、マーク問題と、長文読解・英作文の記述があります。
どちらも試験時間は80分です。
M方式では発音・アクセントの問題、語句並び替えなどの文法・語彙問題があり、
読解問題がバランスよく出題されています。
センタープラス方式では長文読解の中で文法・語彙問題を織り交ぜてくるような出題があり、
英作文は基本表現をどのように正確に英訳するかが問われます。
難易度は高くなく、比較的読みやすい文章です。
全体的に難問のない標準問題がほとんどなのですが、
設問数が結構多いです。
要領よく読めるよう速読力を鍛えておいた方がよいでしょう。
文法・語彙問題を一つも落とさないために、
文法の参考書は1冊やっておくべきです。
暗記物は1冊やるといっても単に一周するだけでは意味がなく、
何度も何度もやり直しましょう。
一日一回は文法の参考書を開くと決めてしまいましょう!
センタープラス方式を受ける受験生は、英作文があります。
まず、基本例文となる短い文をできる限り覚えるようにしましょう。
スペルミスをなくすために、単語を覚える際はかならず書いて覚えましょう。
愛知大学の受験対策:国語
M方式は全問マーク回答。
前期入試・センタープラス方式は、マーク回答と記述回答の併用です。
現代文2題、古・漢どちらか1題といった形式です。
試験時間は全て80分です。
難易度としては標準レベルです。
やや読むのに時間を要することもありますが、
センターレベルの文章が苦でなければ大丈夫でしょう。
漢字の書き取りや語彙・文法も標準的な難易度です。
・現代文の対策
新聞の社説やコラムをはじめとして、新書や文庫の文化論、
文学論、社会論などの系統の評論に幅広く目を向けて、
文章の展開や論旨の把握力を養っていきましょう。
出題そのものは標準的な知識や読解力を試す問題なので、
標準レベルの現代文問題集を2、3やっておきましょう。
慣用表現の知識を必要とする問題がよくあるので、押さえておきたいところです。
・古文の対策
基本的な古文単語を300語程度はしっかりと覚えておきましょう。
文脈の中でどの意味にとるか、という問題に対応するためにも、
語彙の広がりに注意しておきたいところです。
文法は敬語、助動詞の働きを中心に基礎力をしっかりと身に着けておきましょう!
教科書に載っている文章の出典や作者についての詳しい情報も覚えましょう。
・漢文の対策
書き下し文や返り点など、漢文をきちんと読むための基本的な知識は必須です。
読みや訓読の問題も見受けられます。
基本句形については確実にマスターしましょう!
標準レベルの問題集も1冊解いておくとよいですね。
愛知大学の受験対策:数学
全日程とも大問3題で、M方式は全てマーク回答。
前期入試とセンタープラス方式は、1題空所補充問題で、2題が記述といった形式になっています。
試験時間は60分です。
難易度としては、
教科書レベルの出題が多いので、難易度としては標準的ですが、
問題数に対して試験時間が少し短いので、計算力が要求されます!
証明問題や図示問題も出題されるので、これらの対策も忘れないようにしましょう!
出題の傾向としては、
場合の数と確率・数列・微積分・三角比と三角関数・指数対数
がよく出題されていますが、日程によってどこが出題されるか変わってくるので、
不得意分野を作らないことが重要です!
また、南山大学と併願する場合、南山大学の数学は「数学I・II」からの出題で、
しかも出題されやすい分野がある程度固まっているのに対して、
愛知大学は、入試日程によってどこが出題される読めない
ということから、数学に関しては、レベルはさほど変わらなくても、
愛知大学の方が、しっかりとした対策が必要となります。
対策としては、教科書の例題・練習問題をしっかり解けるようにしましょう!
そして、演習量をできるだけ多くして、
問題を見てすぐに解答の方針が立てて、素早く計算ができるようにしておきましょう!
愛知大学の受験対策:世界史
M方式は、大問3題全てマーク回答。
前期入試は、大問3~4でうち1問がマーク、残りは記述といった形式になっています。
試験時間は60分です。
難易度としては、
記述回答の部分は基本的事項の問題が多く、取り組みやすいです。
一方マーク回答の部分は専門的な内容を問う場合もあり、少し難しい印象です。
しかし、マーク回答での難しい問題も、基本事項をもとに消去法で選べば、
解けるといった内容になっています。
マーク回答の部分でどれほど失点を抑えられるかが、
合否を分けるのではないかと思われます!
対策として、まず基本事項の徹底理解をしましょう。
古代から現代まで教科書を熟読し、まんべんなく丁寧に学習しましょう。
教科書では太字部分などに注意して読みましょう!
つぎに世界史用語集などを利用して、さらに踏み込んだ内容の勉強もしておきましょう。
マーク形式を解くカギは、
「いつ」「どこで」「誰が」「何を」です。
なにか事柄を覚えるときは、この四つを意識して覚えるようにしてください。
愛知大学の受験対策:日本史
M方式は、全問マーク回答で、大問3題で回答数は約50個。
前期入試は大問3題で、1問目、2問目が記述式、3問目はマーク回答となっています。
試験時間はどちらも60分です。
難易度としては、
漢字表記の難しい語句もわずかにありますが、
全体的には基本的~標準レベルです。
前期入試は記述がメインなので、
正しい漢字を書けるかどうかが重要になってきます。
内容として、昔の日本の地名が現在のどこに当たるかというのを答える問題があり、
こうした歴史地理的な視点からの出題は愛知大学の特徴の一つです。
昔の藩の名前とその場所を記した地図を把握しておく必要があります。
特に愛知県周辺の地名は要チェックです!
対策として、教科書を中心に基本事項と各時代の流れ・事柄のつながりを
しっかりと把握しておきましょう。
記述問題は、実際に書いて繰り返し練習する必要があります。
政治的事柄だけでなく、文化史もしっかりと勉強しておきましょう。
文学・美術作品・建築・宗教など様々な文化史について、
関係する人物や年代を把握しておきましょう。
教科書に掲載されている基本的な史料については、
きちんと見て勉強しておくと、もし同じ史料が問題で出たときに対応のスピードが違ってきます。
あとは過去問を繰り返し解き、傾向分析かつ回答の作成技術向上を心掛け、
回答は学校や塾などの先生に採点をしてもらいましょう。
愛知大学の受験対策:まとめ
いかがでしょうか?
今回は愛知大学の文系科目について対策のまとめを書かせていただきました。
この記事を参考に、愛知大学の対策を進めていってほしいと願っています!
受験まであと半年ほどとなりましたが、まだまだ時間はあるので、
得点アップを目指しましょう!