こんにちは、iPlus自立学習塾のトレーナー森下です。
非常に暑いですがいかがお過ごしでしょうか!?
こんな夏はちゃんとクーラーのきいた部屋で集中して勉強しましょうね(笑)
今回の受験対策は中京大学です。
名古屋の八事駅すぐ近くにある中京大学は、
その立地から非常ににぎわった学生街となっています!
中京大学に入って華のキャンパスライフを過ごしたいという受験生も多いのではないでしょうか。
今回はその中京大学の入試対策についてまとめました!
目次
中京大学の入試の全体的な難易度
中京大学はマーク方式の試験を課しています。
全体的な難易度は標準的で、解きやすい問題が多いと思われます。
全ての教科であまり難しいことは要求されないので、
基礎的な事項を繰り替えし勉強することが一番の対策です。
より難易度の高い問題を解けるようにすることよりも、標準レベルまでの学習内容の抜けを無くして、完成度を上げていく学習が必要です。
中京大学の入試の全体的な倍率
ここで、出願状況についてですが、
文系の中では特に心理学部と総合政策学部の倍率は非常に高いです。
どちらも例年5倍以上となっています。
やはり合格を確実なものにするには、ちゃんとした対策が必要になってきます。
それでは教科ごとの傾向と対策を見ていきましょう。
中京大学の受験対策:英語
読解問題の英文はほぼセンター英語と同等レベルといえるでしょう。
しかし、中京大学の英語は問題量が多いです。
特に読解問題はけっこうな長文です。
語彙・文法でつまずかないよう基本事項をしっかり覚えましょう。
長文読解では一般教養への関心を見るような問題の内容となっており、
日ごろからニュースに触れておくべきでしょう。
新聞でなくても、スマホで見られるニュースサイトやSNS(意外と大事!)でいいので、よく読みましょう。
センター試験の過去問等を多く解いて練習することをお勧めします。
英単語は市販の単語帳で効率よく暗記していきましょう。
ちなみに、
ターゲット1900なら1500まで、システム英単語なら1200までの完成度をとにかく上げましょう!
文法についてはVintageやNextStageといった英文法・語法問題集で学習をしている人も多いと思いますが、この問題集は使い方を間違えるととっても非効率で、中京大学の入試対策レベル以上の内容も含まれているので要注意です!
まずは、基礎をしっかり固めてから取り組むぐらいにしておきましょう!
中京大学の受験対策:国語
中京大学の国語は全体的に標準的な難易度です。
地道な学習による実力の差が合否にかかわるでしょう。
とはいえ、60分で4題を解くのは時間的に難しいです。
迅速な文章把握能力が問われます。
日ごろからたくさんの文章を読むことを心掛けましょう。
現代文は、評論1題、小説1題で出題されます。
評論の内容はバラエティに富んでいて、
小説は昔の文豪作家のものから現代でも活躍する作家のものまで幅広いです。
古文は比較的有名な作品の短い文章が多いので、手に負えないということはないでしょう。
文法、口語訳、和歌解釈、内容真偽などが出題されます。
漢文も簡潔な文章がほとんどなので、難しくはありません。
口語訳、書き下し文等が出題されます。
試験はマーク式なのでセンター試験の過去問や問題集で練習をするとよいです!
古文、漢文はもちろんのこと、現代文も語彙力は必要です。
言葉の意味をあいまいにしたまま文章を読んでいませんか?
そのようなことがないように、
ことばはちからダ!や現代文キーワード読解といった参考書を利用して、語彙力つけておきましょう。
中京大学の受験対策:日本史
試験の形式は、60分題問四つでマークシート式です。
やはり多くは標準レベルなので、教科書の基本事項を、しっかり身につけることが大切です。
史料を読み解く問題が多く出題されています。
見たことのある史料にしても初見資料にしても、
何にかかわる史料か分かれば回答しやすいので、
基礎知識の習得が重要です。
原始・古代からの出題もあるので、
日頃から史料集などを活用していきましょう!
日本史は小さなことまで調べだすときりがなく、
また、詳しくなるのが面白いがゆえに深入りすることがありますが、
中京大学ではあまり高度な内容は問われません。
日本史だけの対策にあまり時間をとられないようにしてください!
中京大学の受験対策:世界史
試験形式は、4問で60分マークシート式。
この科目も難易度はいたって標準的。
教科書に準拠した問題がほとんどです。
内容としては、欧米地域2題・アジア地域2題となることが多いですが、
場合によっては他地域混合問題やアフリカが出題されたりします。
地図問題が多く出題されるため、
対策として、事柄と地域の関係をしっかり覚えておきたいですね!
現代史には注意しておきたいです。アメリカ・ソ連・中国などの国家、
「東西冷戦」などのテーマ史を自分でまとめておきたいところです!
中京大学の受験対策:政治・経済
試験時間は60分マークシート形式
難易度としては、基本的なものが半分程度、やや難しいものが半分程度となっています。
この科目は他の科目と違い、
教科書レベルを超えた具体的な知識が問われることがあります。
あまり易しい問題とは言えません。
対策としては、
やはり基礎的な知識や理論からしっかり理解してないと解けないため、
教科書や参考書で得た知識をもとに、
現代社会の事象を理解するように心がけましょう。
時事問題にも詳しくなりましょう。
そのためには、
新聞ももちろんいいですが、
ネットのニュースサイトなどをよく読んでおくとよいでしょう。
スマートフォンにニュースアプリを入れておくと最新の事柄を通知してくれてすごく便利です!
中京大学の受験対策:数学
理系型・文系型はいずれも1題のみで全問マークシート方式
工学部のみ3題で、1題はマークシート方式で、2題は記述式
問題のレベルは、基本・標準問題が中心なので、
青チャートはオーバーワークです。
標準レベルまでの問題は、抜けなく解けるようにしておきましょう!
中京大学の受験対策:物理・化学
物理・化学についても全問マークシート方式で、全般的に標準的な内容です。
物理は公式の丸暗記ではなく「どうしてこのような式になるか」の理解をしておきましょう!
化学は理論分野は偏りなく教科書レベルの知識を身につけて、有機・無機では基本的な反応をしっかりとおさえておこう!
時間をはかって過去問で練習
最後は過去問を何度も解いて傾向をつかみましょう。
中京大学は問題の難易度は高くはありませんが、
試験時間が少なく、計画的に解かなければなりません。
理想としては、夏休み中には1回は解いて、
- 今自分がどれくらい得点できるのか
- どういった形式・出題なのか
を知っておくことが重要です!
秋以降は試験時間になれるために赤本などを利用して、
過去問を実際に時間を測って解く練習をしておきましょう。
中京大学の受験対策:まとめ
いかがでしたか?
今回は中京大学の対策をまとめました。
繰り返しますが、
中京大学に合格するためには、
標準レベルまでの学習内容の完成度が重要!
ただし、政治・経済は標準レベル以上も必要!ということです。
この対策記事を参考にして、中京大学への合格を確実なものにしていってもらえたら嬉しいです!