全統記述模試の正しい受け方

全統記述模試の正しい受け方

全統記述に向けて

受験生の皆さん勉強のほうは順調でしょうか?

記述模試は人それぞれ,いろいろなやり方で取り組んでいると思いますが,

もしかすると効率の悪い回答方法でやっている人もいるかもしれません!

それはしょうがないですよね,模試の取り組み方は誰も教えてくれません.

そこで,今回は記述模試の心得について書こうと思います!

思い込みで解き始めない、問題読むのに時間を使う!

基本中の基本なのですが、問題は最後まで読みましょう。

これが意外とできないものです。

得意な教科ほど問題を読まなかったりします。

「自分なら見なくてもわかる」

と過信していることがあるんですよね。

完璧を目指さない

記述回答で文字数指定などがないとき、

自分の回答が最後まで書けなくて、時間を使ってしまう

というのがすごくもったいないです。

筆者もそのような経験があり、

ペンを持ったまま数十秒止まってしまったことが何度かあります。

わからなくなったら、文章を終えましょう。

次の問題へ。

数学の回答はほぼ数式で!回答欄で計算しない

数学では、余計な文章はかかずにほとんど数式でよいです。

たとえば、

だめな例

「f(x)にx=3を代入すると, f(3)=15になる.」

よい例

「f(3)=15.」

採点者には下の例の書き方でわかります。

大学入試では回答の規則が完璧に決まっているわけではないので、

省けるだけ省いてください!

伝わればよいのです。

また、回答欄で計算するという人もよくいます。

きれいに書く時間がもったいない!

例えば積分計算をするとき

のように計算過程をガッツリ書いてはだめで、

と、ちゃんと部分点がもらえるように、結果重視で書きましょう。

計算は別紙で早く終わらせましょう!

次の日に答え合わせする!

模試は絶対に答え合わせをして見直しをしましょう。

間違えた問題の悔しさを忘れないために、次の日が有効です!

模試の見直しで、

「あれ間違ってたらもうほとんどおしまいだ」

というような間違いを発見してしまうこと、ありますよね。

その悔しさは絶対に次につながりますし、鮮明に記憶に残って二度と間違えません。

さらに友達がその問題正解してたりしたら、もうやりきれません。

その場での答え合わせ、ライブ感のあるショックが重要です!

一か月後に時間がたってから答え合わせをしても、微妙なショックになってしまって、

記憶に残すことができません。

終わった瞬間、または次の日の熱い気持ちのまま答え合わせをしましょう!!

志望校は高めに設定しよう!

私は5月の全統の時の志望校の判定はE判定でした。しかし、最終的にC判定になり、その大学に合格しました。

さらには、5月でC判定だった別の大学が最終的にA判定になりました。

ですからA判定の大学は滑り止めにすることができました。

これは私の経験ですが、

一般的に現役生の1年間は驚くほど伸びます。

志望校は大いに見栄をはって、高いところを書いておくべきなのです。

そしてその大学を志望している人がどれくらいいるのか、知っておくべきなのです。

やる気アップサイクルをつくる

僕は実際にこれらのことを行っていました。

「最高のパフォーマンスを出すには??」

といつも考えていました。

そして期待よりいい結果が返ってきたとき、本当にうれしかったです。

いい模試の結果は次の勉強のやる気につながります。

毎回の模試でやる気を生み出すサイクルを作っていけると、かなりの成績アップが見込めます!

近いうちに記述模試を受ける予定のみなさんも頑張ってください!