どの学部・学科で何をやっているのかわからない!
受験生にとって、学部選びってとても難しいと思います。
まず、
名前を見ただけで何をやっているかわからない!
ということがあると思います。
オープンキャンパス(以下OC)にいけばわかるのですが、
まずOCに行くまでに説明を聞きたい学科を決めなければならないですよね。
しかも一日のOCで多く見れても2つぐらいになっちゃいますよね。
そうなったら、学部を調べなければいけません!
そのためにはまず大学の学部の構成を知っておかないといけません!
そこで、受験生の学部選びの参考にできるように学部構成の情報をまとめました!
「学部・学科・コース/専攻」の違いとは??
このあたり、区別ができているでしょうか。
ざっくりと説明します。
例えば
「工学部機械工学科システム機械工学専攻」
とあらわされるとき、大学の学部・学科・コース/専攻は階層になっていると考えてください。
学部は一番大きなくくり。
その中に学科、
その中にコース/専攻があります。
ちなみに、コースと専攻は大学によって呼び方が違うだけでほぼどの大学でも同じ階層を示します。
また、学科・コース/専攻というくくりがない学部も存在します。
学部の代わりに類・学群・学域などを、学科の代わりに学類を使っている大学もあります(東京大、筑波大、金沢大など)。
○○大学の学部構成
学部 学科 コース
経済 → 経済 → 社会経済
|ー 経営 → 経営工学
文 → 日本文学 → 近代文学
|→ 古典
|- 欧州文学 → 近代欧州文学
工 → 機械工学 → システム機械工学
|ー 先端工学
|ー 機械情報制御
|- 物理工学 → 応用物理
|- 物性物理
|- 情報工学 → データ処理
|- 応用化学
理 → 数学
|ー 物理
|ー 地球学
(例です、実在する大学のものではないです。)
というわけで、
「工学部機械工学科システム機械工学専攻」
は上の図のシステム機械工学を示すのです。
おおよそですが、
学部(学域/学群/類)は全国の大学で統一の名前が使われていることがほとんどですが、
学科(学群)は大学独自の名前を使うことが多く、
専攻(コース)も大学独自の名前を使うことが多いです。
同じ名前でも別の大学では違う内容であるということもあり得るのです。
また、ほとんどの大学でコース/専攻にこまかく分けられるのは2~3年生で、
入学の時点で考えるのは、学科までです。
コースと学科がほとんど一緒とか、コースはいつ選択するのかとか、
誰も教えてくれないのでわからないことだらけだと思います。
今回の記事をぜひ学科調べの参考にしてみてください!