2021年度入試 愛知教育大学は定員変更で受かりづらくなる?特別選抜を積極的に利用しよう!

2021年度入試 愛知教育大学は定員変更で受かりづらくなる?特別選抜を積極的に利用しよう!

大学受験指導歴20年、自身も愛知教育大学出身のアイプラス自立学習塾のディレクターが、2019年度入試で3名、2020年度入試で4名の愛知教育大学の合格者を輩出している経験をもとに、愛知教育大学の二次試験の難易度を説明していきます!

ちなみに、当塾での2019年・2020年の愛知教育大学の合格した専攻は以下の通りです。

  • 学校教員養成課程 6名
    (英語:1名・数学:2名・理科:3名)
  • 教育支援専門職養成課程 1名

さて、今回は私自身の出身大学でもある愛知教育大学の

教育学部教員養成課程の改組と定員変更による受験生への影響

について、解説していきます!

この記事を読むと以下の悩みが解決されます!

この記事で解決できること
  • 2021年度愛知教育大学教育学部・教員養成課程の改組とは?
  • 改組により何が変わるの?
  • 予想される受験生への影響は?
  • どう対策すればいいの?

愛知教育大学の定員変更の要因は?

愛知教育大学の2021年度改組イメージ
愛知教育大学HPより

愛知教育大学の定員変更の主な要因は、2021年度に予定されている教育学部・教員養成課程の改組です。(「令和3年度教育学部・教員養成課程の改組について」愛知教育大学HP)

改組とは簡単に言うと、いままでの課程、専攻や選修(2021年度からは専修)の分け方が大きく変わることを言います。

上の図は、愛知教育大学のHPに掲載されている改組のイメージです。

改組のポイントは2つあります。

  • 教育課程の改組
  • 志望する教員免許の区分による受験する課程・専攻の変化

です。

教育課程の改組について

まず、課程については、初等教育教員養成課程と中等教育教員養成課程、特別支援学校教員養成課程、養護教諭養成課程が、学校教員養成課程内に専攻として配置されます。

この点については、受験生への影響は大きくありません

初等教育教員養成課程と中等教員養成課程の廃止と区分の変更

最も受験生に影響があると予想されるのが、初等教育教員養成課程と中等教員養成課程の廃止と区分を変更しての義務教育専攻と高等学校教育専攻の設置です。

以下は志望する各学校教員のごとの受験する課程・専攻について図示したものです。

愛知教育大学の改組内容(教員免許による区分の変更)
志望する教員免許区分による受験先の変化

2020年度までの初等教育教員養成課程(小学校)・中等教育教員養成課程(中学・高校)という分け方から、義務教育専攻(小学校・中学校)・高等学校教育専攻(高校)という分け方に変わることです。

つまり、いままでは、

初等教育教員養成課程を受験するのは、小学校の教員を志望している受験生のみでありましたが、

2021年度より、

小学校の教員を志望する受験生と中学校の教員を志望する受験生のいずれもが、義務教育専攻を受験することになります。

愛知教育大学の改組による受験への影響は?

教員養成課程の改組による影響は2つ考えられます。

改組による影響
  • 受験者のレベルが変わることによる影響
  • 定員が変わることによる影響

まずは受験者のレベルについて解説していきます。

受験者のレベルが変わることによる影響

教員養成課程の改組については、単なる受験区分の変更として考えることもできますが、

2020年度までの初等教育教員養成課程と中等教育教員養成課程の合格最低点には差があるため、2021年度入試における共通テストのボーダー得点と総点の合格ラインが大きく変わる可能性があります。

ちなみに、河合塾の模試では、現在の区分で予想難易度を公開していますので、こちらについても大きく変化していく可能性があります。

それでは、2020年度入試における初等教育教員養成課程と中等教育教員養成課程の合格最低点と合格平均点について比較をしていきます。

選修・専攻初等の合格最低点中等の合格最低点初等の合格平均点中等の合格平均点
国語984103410261069
社会1006108710531126
数学914988981.31047
理科863906942.71005
英語914938961.21001
情報894898931.5926.8
初等と中等の合格最低点と合格平均点の比較

上記を見てもわかるように、初等教育教員養成課程と中等教育教員養成課程の合格最低点と合格平均点では、かなりの開きがあります。

特に中等の倍率が高い社会と数学については、70点〜80点も差があります。

いままで中等を目指していた受験生が、義務教育専攻を受験するとなると、合格最低点も合格平均点も上がることが予想されます。

いままで初等教育教員養成課程を目指していた受験生は、

共通テストと二次試験でこの差を埋めなくてはならなくなります

なお、情報については、同じ受験科目(数学)の数学選修・専攻と併願受験する受験生が多いため、数学選修・専攻の結果に影響されるため、あまり参考にはなりません。

では、次に定員の変更による影響を見ていきましょう。

定員の変更による影響

以下は、前期日程の定員の2020年度と2021年度の定員の比較の一覧です。

課程・選修・専攻2020年度までの
前期日程の定員
2021年度からの
前期日程の定員
幼児教育17幼児教育専攻:18
教育科学初等:18
中等:3
学校教育科学専修:17
国語
国語・書道
初等:42
中等:15
義務:37
高校:6
社会
地歴・公民
初等:46
中等:14
義務:39
高校:5
数学初等:39
中等:24
義務:44
高校:10
理科初等:46
中等:30
義務:54
高校:15
生活初等:5
中等:なし
生活・総合専修:5
音楽初等:20
中等:2
義務:17
高校:なし
美術初等:20
中等:4
義務:18
高校:なし
保健体育初等:24
中等:12
義務:36
高校:なし
技術
ものづくり・技術
初等:なし
中等:11
義務:9
家庭初等:21
中等:3
義務:18
高校:なし
英語初等:13
中等:14
義務:11
高校:10
情報初等:8
中等:5
ICT活用支援専修:14
日本語教育初等:14
中等:なし
日本語支援専修:14
特別支援学校
教員養成課程
18特別支援教育専攻:15
養護教諭
養成課程
30養護教育専攻:25
教育支援専門職心理:25
福祉:9
教育ガバナンス:30
心理:30
福祉:10
教育ガバナンス:30
2021年度改組による前期日程入試の定員の変化

上記の表からわかることをまとめると以下の通りです。

改組による定員の変動
  • 幼児教育と情報、教育支援の心理と福祉コースは定員が増加
  • 生活と保健体育、日本語教育、教育支援の教育ガバナンスでは定員の変動はなし/li>
  • 上記以外の選修・専攻では前期日程の定員数が減少

つまり、ほとんどの課程・専修・専攻で前期日程の定員が減少しているということです。

これは、愛知教育大学全体の定員も減少していることや、総合型や学校推薦型といった特別選抜の定員が増加していることも影響しています。

以上のことから、2021年度以降の一般選抜入試は合格難易度が上がると考えておくべきです。

愛知教育大学の定員変更に受験生はどう対応すればよい?

まずは、共通テストの対策をしっかりと行うことです。

なぜなら、一般選抜の定員は減少していますが、特別選抜の共通テストを利用する学校推薦型の定員が増えているからです。

以下は、2020年度の特別入試推薦B(センター試験を課す推薦)と2021年度の特別選抜学校推薦型(共通テストを課す)の定員の比較です。

課程・選修・専攻2020年度
推薦Bの定員
2021年度の
学校推薦型の定員
幼児教育68
教育科学08
国語
国語・書道
0義務:18
高校:2
社会
地歴・公民
0義務:21
高校:2
数学初等:2
中等:6
義務:25
高校:2
理科初等:24
中等:20
義務:25
高校:7
生活初等:5
中等:なし
生活・総合専修:4
音楽0義務:3
高校:なし
美術0義務:8
高校:なし
保健体育0義務:9
高校:なし
技術
ものづくり・技術
0義務:3
家庭初等:9
中等:2
義務:8
高校:なし
英語初等:2
中等:1
義務:4
高校:5
情報初等:2
中等:1
ICT活用支援専修:5
日本語教育初等:6
中等:なし
日本語支援専修:6
特別支援学校
教員養成課程
0特別支援教育専攻:6
養護教諭
養成課程
10養護教育専攻:11
教育支援専門職心理:20
福祉:6
教育ガバナンス:10
心理:15
福祉:6
教育ガバナンス:15
2021年度改組による特別入試・選抜の定員の変化

上記の表から以下のことが読み取れます。

特別選抜の定員の変化
  • 理科は大幅に減少
  • 生活・家庭・教育支援はわずかに減少
  • 日本語教育は変動なし
  • 上記以外の専修・専攻では定員が増加
  • 特に国語・数学・社会・英語は大幅に増加

以上のことから、特別選抜の学校推薦型の利用を目標にして共通テストの対策を万全にしておくことが重要です。

特に、国語・数学・社会・英語は大幅に学校推薦型の定員が増えているので、是非利用を検討しましょう!

理科については、減少はしていますが、合格のチャンスが1回増えることになりますので、積極的に受験をしてもらえたらと思います。

愛知教育大学の定員変更による受験への影響まとめ

愛知教育大学の定員変更による影響
  • 初等・中等の枠組みから、義務教育と高校教育に変わる
  • 受験者のレベルが変わり、難易度は上がる
  • 前期日程の定員が減少し、特別選抜の定員が増える
  • 特別選抜の学校推薦型は積極的に利用しよう

以上が、愛知教育大学の定員変更による受験への影響とその対策のまとめです。

愛知教育大学を志望している受験生は、まずは共通テストの対策を万全にして、特別選抜を利用できるようにしていきましょう!

仮にうまく行かなくても、愛知教育大学は専修・専攻によっては逆転合格が可能な大学ですので、最後の最後まで諦めずにチャレンジしてください!

なお、二次試験の難易度については、以下記事で解説していますので、是非ご確認ください!

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