2021年度入試 愛知教育大学の二次試験の難易度を知って万全な対策をしよう!

2021年度入試 愛知教育大学の二次試験の難易度を知って万全な対策をしよう!

大学受験指導歴20年、自身も愛知教育大学出身のアイプラス自立学習塾のディレクターが、2019年度入試で3名、2020年度入試で4名の愛知教育大学の合格者を輩出している経験をもとに、愛知教育大学の二次試験の難易度を説明していきます!

ちなみに、当塾での2019年・2020年の愛知教育大学の合格した専攻は以下の通りです。

  • 学校教員養成課程 6名
    (英語:1名・数学:2名・理科:3名)
  • 教育支援専門職養成課程 1名

今回は愛知教育大学の各科目別の難易度についてご紹介していきます!

愛知教育大学の二次試験の難易度は科目で差がある!

一言で、愛知教育大学の二次試験の難易度といっても、各専攻(つまり、二次試験の受験教科・科目)によって、大きく異なります。

共通テストの点数が重要であることはもちろんですが、二次試験でも高得点が必要となる選修・専攻(教科・科目)とそうでないものがあるので要注意です!

また、2021年度入試から教員養成課程の改組ある愛知教育大学HP:愛知教育大学教員養成課程の改組について)ので、その影響もあると予想されるため、その点も踏まえて解説していきます!

二次試験の難易度の評価基準

愛知教育大学の二次試験の難易度については、合格者の平均点と問題そのものの難易度から判断する必要があります。

以下では、その2点を踏まえて、愛知教育大学の二次試験の難易度について解説していきます。

難易度の評価基準

ここに文章

  • 合格者の二次試験の平均点
  • 問題の出題レベル

合格者の平均点で見る愛知教育大学の二次試験の難易度

難易度を客観的に評価するために、2020年度のセンター試験のボーダー点数と合格者の平均得点(センター・二次試験の総点)との差、つまり

合格した受験生の、おおよその二次試験の得点の平均値

を算出しました。

入試問題から見た各教科・科目ごとの難易度の評価もできますが、愛知教育大学の受験生にとっての難易度を明確にするためには、以下のデータが最も参考になります。

選修・専攻初等教育教員養成課程中等教育教員養成課程
国語432.0430.0
社会423.1460.6
数学396.3417.0
理科375.7402.1
英語349.2362.7
情報409.5350.8

上記の点数には、小論文の点数も含まれていますが、どの選修・専攻においても課せられるため、点数の差は教科の点数の影響と考えることができます。

以上のことから、英語は合格者でもあまり得点できていないと考えられます。

次いで、理科が得点しづらい傾向にあると言えます。

情報については、同じ受験科目(数学)の数学選修・専攻と併願受験する受験生が多いため、数学選修・専攻の結果に影響されるため、あまり参考にはなりません。

合格者の平均点から見た難易度

ここに文章

  • 英語は合格者でもあまり得点できていない
  • 理科はその次に得点がしづらくなっている

出題レベルから見る愛知教育大学の二次試験の難易度

それでは、ここからは愛知教育大学の入試問題そのものを分析しての難易度について紹介していきます。

ここでは、各教科の難易度についてまとめていますが、最後に小論文の難易度についても紹介していきます。

国語(国語選修・専攻)

国語は、現代文・古文・漢文各1題の計3題が出題されます。

愛知教育大学の国語については、現代文で得点差がつく内容になっています。

現代文の内容よりも分量の多さが、受験生には影響するため、現代文や評論が苦手、読むスピードが遅い受験生には難易度が高くなります。

高得点を取らないと合格できないので、苦手分野をつくらないようにする必要があります。

現代文

現代文は、評論が中心ですが、2019年度には評論と小説の2つの文章を連動させる出題があり、共通テストを意識したような出題でしたが、2020年度は例年通りの評論の出題となりました。

現代文に関しては、非常に文章の分量が多く、2020年度の入試では文章だけで16ページにも渡った。設問は漢字の書き取り読み取りから始まり、内容説明など読解力を問う設問が中心で、記述式が大半であるため、読解力と記述力が要求されます。

古文

基本的な語彙力と文法力で解ける設問が多い傾向にありますが、内容説明など記述力が要求されます。

文法問題、古文の作品知識に関する設問も出題されるので、全範囲について基礎を固めておく必要があります。

漢文

基本的な重要漢字の読み・意味と句法で解ける設問が多い傾向にあります。

漢詩についても出題されることがあるため、全範囲について基礎を固めておく必要があります。

国語の難易度
  • 高得点を取らないと合格できない
  • 現代文や評論が苦手な人には難易度が高い
  • 読解スピードと記述力がない人にも難易度は高くなる
  • 古文・漢文は基礎を全範囲固めていれば難易度はそれほど高くない

社会(社会選修・専攻)

社会については、標準的な出題が多く、社会科目の得意な受験生であれば得点しやすい問題になっています。

しかし、国語と同様で、高得点を取らないと合格できない傾向にあります。

日本史

2019年度入試までは、大問4題であったが、2020年度は大問3題となっている。

2020年度は選択式の設問はなく、全問記述式で、大問3が400字の論述問題となっている。

教科書レベルの標準的な出題が多く、細かな知識を問われることもあまりありませんが、記述量が多く、大問3の論述問題にしっかりと時間を割けるようにしておきたいです。

問題そのものの難易度は標準的ですが、記述力と論述力が必要となります。

世界史

大問3題で、ほぼ全問記述式で選択式は数問、各大問ごとに140~200字程度の論述問題が出題されています。

論述問題は教科書の重要事項が中心であり、難易度は標準的であるが、試験全体での記述量が多いため、解答スピードと時間配分が重要になります。

地理

大問3題で、ほぼ全問記述式で選択式は数問で、200字程度の論述問題も出題されているいます。

また、2020年度では、すべての大問において、2者の会話形式の考察にそっての出題となっている。

解答の理由が求められる出題もあり、思考力が要求される。

問題の難易度は標準的ですが、地理的思考力が必要となります。

社会の難易度
  • いずれの科目も出題は教科書レベル
  • しかし、高得点を取らなくてはならない
  • 記述が大半のため記述や論述が苦手な人には難易度が高くなる
  • 暗記ではなく各事項についての理解が重要になる

数学(数学選修・専攻/情報選修・専攻)

数学は大問5題で、難易度としては大問ごとに差があり、標準的なものからやや難しいものまで出題されます。

全問記述式で、図示問題や証明問題も出題されるため、日頃からの記述解答の練習が必要となります。

ただし、合格者は80%以上を得点していると考えられるため、ミスが許されないという点では、難易度はやや高めと言えます。

数学の難易度

出題内容は標準的だが、完成度が求められる点で、難易度はやや高め

理科(理科選修・専攻)

理科は、科目により難易度に差があり、生物が最も難易度が高いものとなっています。

物理

物理は大問4題で、力学・電磁気・波動・熱力学・原子のいずれの分野からも出題されます。

2020年度は力学・電磁気・熱力学・原子、2019年度は力学・電磁気・波動・原子、2018年度は力学・電磁気・波動・熱力学から出題されています。

難易度としては標準的ですが、2019年度入試から論述問題や理由説明問題が出題されるようになり、2019年度以前には描図問題も出題されており、対策が必要です。

化学

化学は大問6題で、理論・無機・有機のいずれの分野からも出題されます。

2019年度のみ大問4題構成でしたが、2020年度および2018年度以前はいずれも大問6題構成となっています。

基本的な問題からやや難しい問題まで出題されており、計算問題・論述問題・描図問題と幅広い出題内容となっています。

構造式を描く出題も多いため対策が十分に必要です。

難易度は標準的ですが、問題量も多く時間配分が重要となります。

生物

生物は大問4題で、幅広い分野から出題されています。

実験・考察問題や論述問題が多く出題されており、見慣れない問題に対して、身につけた知識を活用する必要があり、表面的な知識だけでなく理解力が必要となってきます。

描図問題も出題されるため、図説の図やグラフは描けるようにしておく必要があります。

また、実験・考察問題や論述問題が多いため読む文章量も多くなり、書く文章も多くなるため、時間配分も非常に重要になってきます。

標準的な内容ではあるものの、高い理解度が求められるため、難易度はやや高めと言えます。

理科の難易度

ここに文章

  • 物理は標準的な難易度だが、論述や描図の対策が重要
  • 化学は標準的な難易度だが、時間配分や描図の対策が重要
  • 生物は論述・描図の対策と実験・考察問題に対応する高い理解度が必要となるため難易度はやや高め

英語(英語選修・専攻)

英語については、合格者の平均点から見ても、出題内容から見ても同様に難易度は高めです。

問題構成は、長文3題に自由英作文1題となっています。

英語長文については、海外のWEBサイトの教育系のコラムや英字新聞の記事からの出典が多く、内容もやや難解で、読み慣れていないと読みづらいと感じる受験生も多いと思います。

自由英作文については、2017年度までは語数の指定が100語程度でしたが、2018年度入試より語数指定が200語程度に倍増しているため、英作文に時間をしっかりと時間を取れないと厳しくなっていきます。

ほとんどの問題が記述式であることも、合格者の平均点が伸びない要因になっています。

英語の難易度
  • 愛知教育大学の二次試験の教科では最も難易度が高い
  • 長文は内容が難解なものが多い
  • 自由英作文は語数指定が200語になり、難易度が上昇

小論文

2021年度入試で4年目となる小論文の難易度は年々上昇しています。

過去3年間の愛知教育大学の小論文の出題形式・内容は以下のようになります。

年度形式内容重要な設問(要約)
2018年度テーマ型アドミッションポリシー愛知教育大学の学生として何を学んでいきたいか
2019年度図表型教員の魅力調査なぜ学校の先生は、教員の仕事を「尊敬される仕事」と思っていないのか
2020年度図表型学習指導要領調査児童や生徒に「勉強することの意味」をどのように説明するか
2021年度

初年度は、自身の視点を愛知教育大学の学生として考えさせる設問であったため、自身の思いや考えをアドミッションポリシーに沿って論述すればいい設問でした。

しかし、2019年度は教員の仕事に対する客観的な視点が求められ、教育における課題意識が問われる設問となっています。

さらに、2020年度では、自身が教員になった際の姿勢や考え方を問う設問で、新しい学習指導要領に対する知識があるかどうかが重要なポイントになりました。

本格的に、教育における課題意識や知識を要求する設問となってきており、教育に関する正しい知識を身につけていないと高得点が得られない内容になってきています。

これ以上難易度が上がるとは考えづらいですが、2020年度と同等のレベルの知識が要求されていくと考えられます。

小論文としての難易度は標準的ですが、しっかりとした対策が必要なものになってきています。

小論文の難易度
  • 小論文の難易度は年々上昇している
  • 教育に関する課題意識や正しい知識が要求されるようになってきている
  • 難易度は標準的だが、しっかりとした対策が必要

また、小論文の対策については、以下のページで詳しく解説していますので、愛知教育大学を受験予定の人は、是非ご確認ください!

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愛知教育大学の二次試験の難易度まとめ

愛知教育大学の二次試験の難易度
  • 選修・専攻によって難易度には差がある!
  • 合格者の平均点・問題の出題レベルいずれにおいても英語が最も難易度が高い!
  • 国語・社会・数学については高得点が必要となる!
  • 理科は特に生物の難易度が高い!
  • 小論文の難易度は年々上昇しているので、しっかりとした対策が必要!

以上が、愛知教育大学の二次試験の難易度のまとめとなります。

共通テストの対策ももちろん重要ですが、二次試験の難易度を理解して、早めに対策を立てておくことが重要です!

愛知教育大学の入試対策全般については、以下の記事をご確認ください!

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