大学受験指導歴20年、自身も愛知教育大学出身の大学受験の自立学習塾・予備校アイプラスのディレクターが、2019年度から2023年度の入試で43名輩出の愛知教育大学の合格者を輩出している経験をもとに、愛知教育大学の二次試験の難易度を説明していきます!
さて、今回は私自身の出身大学でもある愛知教育大学の対策について紹介していきます。
この記事を読むと以下の悩みが解決されます!
- 愛知教育大学に受かるために大切なこと
- 愛知教育大学の入試の変更による影響
- 愛知教育大学の対策方法
目次
愛知教育大学に受かるために一番大切なこととは
アイプラスには毎年数多くの愛知教育大学への合格者を出しています。
その中で大切にしていることは、「最後の最後まで諦めないこと」です。
これは精神論の話ではありません。愛知教育大学はその入試の特徴から、たとえ共通テストの点数が思わしくなくても、個別学力検査(二次試験)で逆転が可能だからです。
たとえば、2021年度の入試での、義務教育-数学の河合塾共通テストリサーチによるボーダー得点は621点(69%)でした。
しかし、愛知教育大学が入試後に発表した、義務教育-数学の合格者の共通テストの最低点は544点(60%)でした。
その差は80点近くあります!
2020年度入試では、当校の生徒がセンター試験リサーチでのE判定から大逆転合格もしています。
このように、愛知教育大学は個別学力検査(二次試験)で逆転が可能な大学ですので、最後まで諦めないで欲しいです。
もし、共通テストの受験後にこの点数で受かることができるか不安な人は、まず当校に相談してください!
データを分析して、正直に状況をお伝えします!
- 最後の最後まで諦めない
- 個別学力検査(二次試験)での逆転も可能
愛知教育大学に受かるために2021年度入試の変更による影響を知っておこう
愛知教育大学では、2021年度に教育学部・教員養成課程の改組実施されました。(「令和3年度教育学部・教員養成課程の改組について」愛知教育大学HP)
倍率や難易度についても影響があるかと思われましたが、2021年度入試では専攻による違いはありますが、全体としては、倍率や難易度に大きな変化はありませんでした。
2021年度入試の変更内容については、以下の記事で詳しく解説していますので、是非ご確認ください!
愛知教育大学に受かる対策とは?
愛知教育大学に合格するためには、やはり、共通テストの対策の重要です。
共通テストでボーダーの点数を大きく下回っても逆転合格が可能ですが、理論的に不可能な点数では合格は不可能です。
そのため、愛知教育大学の合格を目指す受験生は共通テストまでは、共通テストの対策を徹底的にするべきです。
そして、もう一つ重要なことは、
専攻の科目を一番の得意科目にしておくことです。もちろん共通テストでも一番得点できる科目にしておきましょう。
愛知教育大学は、複数学部を持つ総合大学とは異なり、教育学部のみが設置された単科大学であるため、二次試験の問題については、幅広く標準的な内容が出題されるので、得意科目にしておけば高得点が期待できるからです。
- 共通テストの対策が非常に重要
- 専攻の科目を一番の得意科目にしておこう
- 共通テストの点数が悪くても逆転合格は可能
愛知教育大学に受かる具体的な対策
共通テストの対策
共通テストでの受験科目については、徹底的に完成度を高める学習が必要です。
これは、他の国公立大学とも共通ですが、 共通テストは、 「より難しい問題を解けるようにする」学習ではなく、 「共通テストレベルまでで解けない問題をなくす」学習が重要です。
難易度が高い問題を解けるようになれば、共通テストで点数が取れるとは限りません!
特に一般選抜で受験する科目については、75%~80%は得点できるようにしましょう。
一般選抜の対策
愛知教育大学に関しては、個別学力検査の対策も同様です。国公立大学の標準レベルの問題までの完成度を追求して行きましょう!
難易度が高い問題に取り組むぐらいなら、標準レベルまでを徹底的に抜けがないようにすることが効果的です。
難易度が高い問題は、標準的な問題を解けるようにしてからにしましょう!
過去問の活用
そして、当たり前のことですが、過去問にはしっかりと取り組みましょう!
アイプラスでは、2008年以降の過去問全てに取り組み、毎回指導をしていきます。
各教科の難易度
ただし、愛知教育大学の二次試験の難易度は、専修・専攻によって差があります。
難易度が高いのが英語・国語・理科(生物)です。
社会・数学については、二次試験の難易度は標準的なため、合格するためには高得点が必要になります。
また、小論文は年々難しくなってきているため、しっかりとした対策が必要になっています。
- 英語・国語・理科(生物)は難しい
- 理科(物理・化学)・社会・数学は標準的な出題なため高得点が必要
- 小論文も年々難しくなってきている
また、愛知教育大学の二次試験の科目別難易度については、以下のページで詳しく説明していますので、そちらをご確認ください!
総合問題対策
愛知教育大学では、受験する専修や課程によっては一般選抜で総合問題が課せられます。
対策しづらいと思われている総合問題だからこと、他の受験生との差をつけることも可能です!
以下の記事では、総合問題の対策について詳しく説明していますので、総合問題の対策が必要になる受験生はぜひご確認ください!
小論文対策
小論文対策のよくある誤解は、
・書き方の対策が中心になっている(いわゆる国語の指導になっている)
・文章力があれば良いと思っている
といったことです。
小論文では、書き方や文章力(理論的な文章になっているか)は減点対象にしかならない。
と思っておくべきです。
愛知教育大学の場合は、
・教育に関しての正しい知識があるか
・愛知教育大学が求める人物像と見合っているか(アドミッションポリシー)
この2点、つまり、内容が重要になってきます。
愛知教育大学の小論文の対策は、以下の記事で紹介していますので、是非ご確認ください!
愛知教育大学に受かる対策まとめ
- 愛知教育大学は個別学力検査(二次試験)で逆転が可能
- 共通テストの対策は手を抜かない
- 専攻の科目については一番の得意科目にしておく
- 二次試験の対策は、幅広く標準的な内容の完成度を高めよう
- 小論文は年々難易度が高くなっているので、しっかりと対策をしよう
以上が、愛知教育大学に受かる対策のまとめとなります。
とにかく、愛知教育大学に合格するためには共通テストの対策が重要ですが、二次試験についても早めに対策を立てておくことが重要です!
アイプラスでは、共通テスト後からの愛教大二次試験&小論文短期攻略指導も行っていますので、お気軽にご相談ください!